走行と安全
段差は越えられますか?
0.5cm 程度までが目安です。それより高い段差は転倒のおそれがあるため、走行ルートから外すか、スロープ状のマットを敷いてなだらかにしてください。進入させたくない場所には、マップ上に仮想ウォールを設定します(temi センターの使い方 ガイド2)。
障害物を避けられますか?
はい。障害物を検知するセンサーで、高さ2cm 以上の障害物を検知します。進行方向に障害物がある場合は、自動で迂回して目的地に向かうか、停止します。ただし、真っ黒な物、鏡やガラス、極端に細い脚の机や椅子は認識しにくい場合があります(マッピング詳細)。
人にぶつかりませんか?
センサーがすぐに反応するため、基本的にはぶつかりません。移動ルートに人が立っている場合は、障害物として避けて迂回するか停止します。走行中に急に人が前に出てきた場合も、すぐに停止します。ただし、人がよそ見をして temi にぶつかりにいった場合は避けられません。センサーで衝突を完全に防ぐことはお約束できません。
走る速さは?
最大で秒速1m です。速度は、超高速・高・中・低・超低速の5段階で設定できます(本体の設定項目)。壁に囲まれた曲がり角など、人と出会い頭にぶつかりやすい場所がある場合は、遅めの速度をおすすめします。
走行できる環境に条件はありますか?
屋内の乾いた床で、通路の幅80cm以上、傾斜3°未満、段差0.5cm 程度まで、水滴やほこりがなく、温度0〜40℃の環境で使ってください。詳しくは仕様:使える環境の条件を参照してください。
走行中に人とぶつかる事故を防ぐには?
temi に気づいてもらう工夫が効果的です。目立つ旗を取り付ける、移動中に BGM を流す、出会い頭にぶつかりやすい場所で「通ります」と音声で知らせる、といった方法があります。音声の設定はシーケンスで行います(temi センターの使い方 ガイド3)。
充電と電源
1回の充電でどのくらい動きますか?
使い方によって変わり、4〜8時間が目安です。動画の再生や簡単な発話を含む自動走行を休みなく繰り返した場合は約5〜6時間、遠隔通話や遠隔操作を行う場合はバッテリーの消耗が早く、約3〜4時間です。
どうやって充電しますか?
家庭用のお掃除ロボットのように、ホームベースに戻ると充電されます。ホームベースに戻す方法は次の4つです。
- バッテリー残量が指定した値になったら、自動で戻る
- temi の画面を押して、ホームベースに戻るよう指示する
- 追従モードで連れて行くか手で押して、ホームベースに載せる
- 指定した時刻に自動で戻るよう、スケジュールを設定する(temi センターの使い方 ガイド9)
予備のバッテリーと入れ替えて使うことはできません。
充電にかかる時間は?
残量0からの場合、約4時間です。
ホームベースの電源は通常のコンセントでよいですか?
通常の AC100V コンセントで使えます。ホームベースの左右50cm、前面120cmには物を置かないよう、スペースを空けてください(本体の使い方 ガイド1)。
通信
インターネットや Wi-Fi は必要ですか?
必要です。施設に Wi-Fi がない場合は、モバイル通信に対応したモデル(V3C)で SIM を使って運用できます。SIM は NTT ドコモのものだけに対応しています。運用を安定させるため、Wi-Fi とモバイル通信の併用をおすすめします。
施設の Wi-Fi にファイアウォールの設定がある場合、一部の機能が使えないことがあります。必要なポートの情報を提供できますので、情報システムの担当の方にご相談ください。
必要な通信速度は?
通常のオンライン会議が遅延なくできる速度があれば問題ありません。目安として、上り・下りともに 20〜40Mbps 以上を推奨します。映像を送受信するため、下りだけでなく上りの速度も確保してください。temi の Wi-Fi の電波の強さは −50dBm より強いことを推奨します。
設定と管理
temi の設定はどこで行いますか?
temi 本体の画面と、パソコンのブラウザで使う管理サイト「temi センター」で設定します。移動・発話・画像表示などを組み合わせた動き(シーケンス)は、temi センターで設定します(temi センターの使い方)。
temi センターへのログインには、temi アプリを入れて電話番号の認証をしたスマートフォンが必要で、ログインのたびにアプリで認証します。複数の人で設定を管理する場合は、それぞれのスマートフォンに temi アプリを入れてください。
設定を変えるたびに iPresence に依頼する必要がありますか?
いいえ。お客さまご自身で設定できるシステムです。最初の設定は iPresence が行い、使い方をお伝えしますので、その後の修正や再設定は自由に行えます。頻繁でなければ、iPresence で設定を変更することもできます。
複数の temi をまとめて管理できますか?
temi センターで、複数の temi の状態の確認、シーケンスやマップの共有、本体の設定ができます。管理する権限は、メンバーごとに設定できます(temi センターの使い方 ガイド10)。
ビデオ通話
どのくらい離れた場所から通話できますか?
インターネットにつながる場所であれば、世界中から通話できます。
通話に使える端末は?
パソコンとスマートフォン(iOS、Android)です。パソコンは、Chrome などのブラウザから使え、アプリのインストールは不要です。通常のオンライン会議と同じく、Web カメラとマイクが必要です。会社のパソコンはセキュリティの設定で接続できない場合があるため、事前の接続テストをおすすめします。スマートフォンは temi アプリが必要です。タブレットでも使えますが、サポートの対象外です。
通話できる人を限定できますか?
限定することも、誰でも参加できるようにすることもできます。接続の方法は2つあります。1つは temi センターから接続する方法、もう1つは、通常のオンライン会議と同じように接続 URL を発行して参加してもらう方法です。URL には、時間の指定や機能の制限を設定できます(temi センターの使い方 ガイド8)。
マップ
マップはどうやって作りますか?
追従モードで temi を連れて、マップにしたい範囲をひと通り歩き、最後に保存します。地点の登録は、temi をその場所に連れて行って登録するか、temi センターで登録します。手順はマッピング詳細を参照してください。
走行範囲の上限は?
ホームベースを中心に半径50m 以内を推奨します。それより広くても登録はできますが、走行を始めるときにエラーが起きて動かない場合があります。
登録地点はいくつまで登録できますか?
200地点程度を推奨します。
マップを複数使い分けられますか?
temi 本体に保存できるマップは1つです。temi センターにマップをバックアップしておけば、別のマップと入れ替えたり、ほかの temi に移したりできます(マッピング詳細:バックアップ)。
困ったとき
シーケンスが再生されません
主に次の原因が考えられます。上から順に確認してください。
- シーケンスで使う画像のアップロード数が多く、処理が重くなっている。すでにアップロードした画像は、新しくアップロードし直さず、メディアの一覧から選び直してください。
- シーケンスで指定している地点名や設定名を変更したため、正しく実行できなくなっている。
- temi 本体や temi センターがネットワークにつながっていない。
- シーケンスで使うファイルが欠けている、または正しく読み込めていない。
故障したかもしれません
まず各マニュアルの「トラブルと対処方法」を確認し、解決しない場合は iPresence に連絡してください。連絡先と修理の流れは保証と修理にあります。