開梱とホームベースの設置
temi とホームベース(充電台)を箱から取り出し、ホームベースを設置場所に置いて電源コードでコンセントにつなぐまでの手順です。ホームベースはマップの基準点になるため、最初に置き場所を決めて固定します。
このガイドを終えると
ホームベースが決めた場所に固定され、電源につながった状態になります。
始める前に
- 設置場所:固い床の上で、壁に近く、コンセントがある場所
- コンセント:100〜240V、50/60Hz
- 空箱は、修理などでサポートを受けるときのために保管してください
箱の中身を確認する
temi V3 本体、ホームベース、電源コードが入っています。
同梱物。左が temi V3 本体、右がホームベースと電源コードです。出典:temi V3 ユーザーマニュアル(V138) 箱から temi とホームベースを取り出す
- ①の取手をつかみ、発泡スチロールを取り除きます。
- ②の緑色で示した部分を持って、temi を箱から引き出します。
- temi の後ろに梱包されている③のホームベースを取り出します。
①取手、②temi を持つ位置、③ホームベース。出典:temi V3 ユーザーマニュアル(V138) ホームベースの設置場所を決める
次の条件を満たす場所に置きます。設置後はホームベースを動かさないでください。
- 固い床の上で、壁に近い場所
- 左右に50cm以上、前面に120cm以上のスペースがある場所
- 階段・急な傾斜・棚・斜面から180cm以上離れた場所
- 鏡のように光を反射する物が近くにない場所(ドッキングセンサーが誤作動するため)
ホームベースの左右に50cm以上、前面に120cm以上のスペースを空けます。出典:temi V3 ユーザーマニュアル(V138) 左が適切な配置、右が適切ではない配置。ホームベースの周りに物を置かないでください。出典:temi V3 ユーザーマニュアル(V138) 電源コードをつなぐ
ホームベース背面の電源ジャックに付属の電源コードを差し、コンセントにつなぎます。付属以外の電源コードは使わないでください。
ホームベースの背面。temi が乗る面にコンタクトプレート、背面に電源ジャックがあります。出典:temi V3 ユーザーマニュアル(V138) 電力変換器は使わないでください電力変換器を使うと、その時点で保証が無効になります。雷が多い地域では、コンセントに雷サージ対策をすることをおすすめします。
完了の確認
ホームベースが条件を満たす場所に置かれ、電源コードがコンセントにつながっていれば完了です。
ホームベースはマップの基準点です。電源を抜いたり位置を動かしたりした場合は、マップと登録地点の再設定をおすすめします。詳しくはマッピング詳細を参照してください。
電源と初期設定
temi の電源を入れ、言語と Wi-Fi を設定し、スマートフォンの temi アプリで QR コードを読み取ってアクティベーション(temi サーバーへの登録)を行う手順です。アクティベーションした人が、その temi のアドミン(管理者)になります。
このガイドを終えると
temi が Wi-Fi につながり、あなたのスマートフォンの temi アプリに temi が表示されます。
始める前に
- スマートフォンに temi アプリ(App Store/Google Play)をインストール
- 接続する Wi-Fi のネットワーク名(SSID)とパスワード
- 5G モジュール搭載モデルを携帯回線で使う場合:NTT ドコモの SIM カード
電源を入れる
頭部にある電源ボタン(図の矢印の位置)を押します。LED インジケーターが点灯します。
電源ボタンの位置(矢印)。出典:temi V3 ユーザーマニュアル(V138) 使っていないときは自動でスタンバイモードになるため、普段は電源を切る必要はありません。電源を切るときは、電源ボタンを1回押し、画面のメニューで「シャットダウン」を選びます。
言語を選ぶ
最初の画面で temi の言語を選びます。27言語に対応しています。
Wi-Fi に接続する
一覧からネットワークを選び、パスワードを入力します。あとから変更する場合は「設定」>「Wi-Fi」から行います。
Wi-Fi の設定画面。出典:temi V3 ユーザーマニュアル(V138) 推奨する通信環境電波の強さは −50dBm より強いこと、通信速度は 40Mbps より速いことが推奨されています。Wi-Fi に接続できない場合は、スマートフォンのテザリング(ホットスポット)にも接続できます。
5G モジュール搭載モデルを携帯回線で使う場合
- temi の頭部の後ろにある SIM カードスロットに、NTT ドコモの SIM カードを差します。
- 「設定」>「Wi-Fi」をオフにします。
- 「設定」>「モバイルデータ通信」をオンにします。
- 画面左上に「5G」と表示されれば接続完了です。5G のエリア外では 4G に切り替わります。
SIM カードスロットの位置(赤丸)。出典:temi V3 ユーザーマニュアル(V138) temi アプリでアクティベーションする
temi の画面に QR コードが表示されます。スマートフォンの temi アプリで「temi アクティベーション」画面を開き、「QR スキャン」を押して QR コードを読み取ります。確認メッセージが表示されれば完了です。
A:temi アクティベーション画面、B:QR コードの読み取り、C:完了の確認メッセージ。出典:temi V3 ユーザーマニュアル(V138) 2台目以降の temi は、temi アプリの「設定」>「新しい temi をアクティベートする」から同じ手順で登録します。
音声アシスタントを選ぶ
- 設定
- パーソナルアシスタント
「ヘイ、temi」(推奨)を選びます。「Alexa」は英語のみの対応で、Amazon への登録が必要です。
完了の確認
temi アプリの「temi」タブにその temi が表示され、状態とバッテリー残量が見えれば完了です。
バッテリーと充電使用時間、残量低下時の動き、節電
- 使用時間
- 使い方によって変わり、4〜8時間が目安です。自動走行を繰り返す場合は約5〜6時間、遠隔通話・遠隔操作では約3〜4時間です。残量0からの充電には約4時間かかります。
- 残量が少ないとき
- ホームベースに戻るボタン付きの通知が画面に表示されます。ホームベースに戻してください。充電中はバッテリーアイコンに充電中と表示されます。
- 節電
- ホームベースに戻って約5秒で LiDAR の回転が止まります。この状態から追従モードを始めると、動き出すまでに3〜4秒かかります。
アドミンを別の人に変えたい場合
アドミンは1台につき1人です。アドミンを変える場合は、変更後の人がもう一度アクティベーションを行います。役割の違いは役割と権限の一覧を参照してください。
追従モード
追従モードでは、temi があなたの顔と体を認識して、あなたの後をついて移動します。マップの作成や、登録地点・経路の追加でも使う基本の操作です。
このガイドを終えると
temi を自分についてこさせ、任意の場所で止められます。
始める前に
- 初期設定が完了していること(ガイド2)
- 移動する通路に、床の小さな障害物がないこと
temi の前に立ち、インタラクションボタンを押す
temi の頭の上部にあるインタラクションボタンを軽く押します。
インタラクションボタンは頭の上部にあります。出典:temi V3 ユーザーマニュアル(V138) temi があなたを認識するまで待つ
temi はしばらくあなたを探し、画面上部のバーに「サーチ中」と表示します。あなたを認識すると「追従」に変わります。
あなたを探している間の表示(サーチ中)。 あなたを認識したあとの表示(追従)。出典:temi V3 ユーザーマニュアル(V138) ゆっくり歩いて temi を誘導する
temi はあなたとの距離に応じて、動き方を変えます。ページ上部の図で距離を変えると、動きの違いを確認できます。
- 1.2m 以下
- 前には進まず、その場であなたの方を向きます。
- 1.2〜2.4m
- ちょうどよい距離を保つように、あなたの方へ進みます。
- 2.4m 以上
- その場で、あなたが近づくのを待ちます。
止める
インタラクションボタンをもう一度押すか、「ヘイ、temi、ストップ」と話しかけます。
止まらない場合temi がシャットダウンするまで、電源ボタンを押し続けてください。
完了の確認
temi があなたの後をついて移動し、ボタンか音声で止まれば完了です。
階段、段差、落下のおそれがある場所へは誘導しないでください。temi の動作中は、人や動物が temi から60cm以上離れていることを確認してください。
音声での操作
「ヘイ、temi」と呼びかけると、移動、音量の変更、写真や動画の撮影、YouTube の再生、天気の確認などを声で指示できます。
このガイドを終えると
よく使う操作を、画面に触れずに声で指示できます。
「ヘイ、temi」と呼びかける
画面にマイクのアイコンが表示されたら、続けて指示を話します。画面左上のマイクのアイコンを押しても話しかけられます。はっきりと、自然な速さで話すと聞き取りやすくなります。
指示を話す
次のような指示が使えます。「ヘイ、temi」に続けて話してください。
やりたいこと 話しかける例 temi の動き 登録地点へ移動 「キッチンに行って」 登録地点「キッチン」へ移動します ホームベースへ戻す 「戻って」「充電して」 ホームベースへ戻ります 止める 「ストップ」 動作を止めます 今いる場所を登録 「ここが受付です」 登録地点「受付」として保存します 音量を変える 「ボリュームを7にして」「ボリュームをあげて」 音量を変えます(1〜10) 写真を撮る 「写真をとって」 3秒数えて撮影します 動画を撮る 「ビデオをとって」 10秒間の動画を撮ります 連続写真を撮る 「シーケンスをとって」 10枚の連続写真を撮ります 電話をかける 「電話をかけて」 連絡先の一覧を表示します YouTube を見る 「YouTube で〇〇を再生して」 動画を再生するか、検索結果を表示します 天気を聞く 「今日の東京の天気を教えて」 天気を答えます Bluetooth で音楽を流す 「Bluetooth のペアリングをして」 スマートフォンなどと接続します 撮った写真や動画を確認する
temi で撮った写真・動画・連続写真は、スマートフォンの temi アプリの「アクティビティ」タブに表示され、SNS などに共有できます。
完了の確認
呼びかけるとマイクのアイコンが表示され、指示どおりに temi が動けば完了です。
呼びかけに反応しない場合確認する設定
- ウェイクアップ
- 「設定」>「一般設定」の「ウエイクアップ」がオンか確認します。オフでは声で呼びかけても反応しません。
- 移動中
- 「高性能ナビゲーション」がオンの場合、移動中は呼びかけに反応しないことがあります。
- 対話の言語
- 「音声対話の言語」で複数の言語を選んでいると、聞き取りの精度が下がる場合があります。
Alexa、Yelp、ナレッジの機能は英語のみの対応です。
登録地点への移動と管理
作成したマップ上の登録地点へ temi を移動させる方法と、temi 本体で登録地点・経路・仮想ウォールを追加・修正する方法です。パソコンの temi センターでも同じ設定ができます。
このガイドを終えると
声や画面で登録地点を指定して temi を移動させ、登録地点を追加・削除できます。
登録地点へ移動させる
「ヘイ、temi、〇〇に行って」と話しかけるか、画面上部のバーの登録地のアイコンを押して、行き先を選びます。移動中は、向かっている場所が画面に表示されます。
今いる場所を登録地点にする
- 設定
- マップ編集
- 編集
- 新しい登録地点を保存
追従モードで temi を登録したい場所へ連れていき、上の順に選びます。「ヘイ、temi。ここが〇〇です」と話すか、キーボードで名前を入力して保存します。temi はその場所での向きと画面の角度も一緒に保存し、保存したことを音声で知らせます。
マップ編集画面の「編集」と「マップオプション」のメニュー。出典:temi V3 ユーザーマニュアル(V138) 登録地点を修正・削除する
マップ上の登録地点のマークを押すと、編集メニューが表示されます。名前、画面の傾き角度、向きを修正するか、「登録地点を削除」で削除します。
登録地点の編集メニュー。出典:temi V3 ユーザーマニュアル(V138) 経路を追加する(必要な場合)
- 設定
- マップ編集
- 編集
- 経路の追加
- 開始
インタラクションボタンで追従モードにし、登録地点の間を通ってほしいルートで歩きます。マップに緑の線が描かれます。終わったら「経路の終了」を押し、インタラクションボタンで追従を解除します。
仮想ウォールを追加する(必要な場合)
- 設定
- マップ編集
- 編集
- 仮想ウォールの追加
temi を仮想ウォールの始点に置いてから上の順に選び、追従モードで壁にしたい線の上を歩きます。終わったら「仮想ウォールの終了」を押します。直前の変更は「最新の変更を元に戻す」で取り消せます。
仮想ウォールは temi センターでの追加がおすすめですパソコンの画面でマップ上に直接線を引けるため、位置を正確に指定できます。手順はtemi センターの使い方 ガイド2を参照してください。
ホームベースに戻し、マップを保存する
「ヘイ、temi、戻って」でホームベースに戻し、「マップオプション」>「マップを保存」で保存します。
完了の確認
登録した地点名を指定すると、temi がその地点まで移動すれば完了です。
スマートフォンの temi アプリで登録地点を保存するビデオ通話中に遠隔で登録する方法
- アプリ画面右上の登録地のマークを押し、「登録地の編集をする」を選びます。
- 「新しい登録地を設定」を選び、名前を入力するか、候補から選んで「保存」を押します。
- 保存した登録地は、アプリの登録地の画面にも表示されます。通話中に登録地のボタンを押すと、temi がそこへ移動します。
ビデオ通話
temi 本体から相手のスマートフォンやパソコンへ発信する方法と、スマートフォンの temi アプリから temi へ発信して、通話中に temi を移動・操作する方法です。
このガイドを終えると
temi とスマートフォンの間でビデオ通話し、通話中に temi を移動させられます。
temi から発信する
- 設定
- メンバー&連絡先
- 連絡先を選ぶ
相手を選び、temi センター(パソコン)とモバイルアプリ(スマートフォン)のどちらに発信するかを選びます。「ヘイ、temi、電話をかけて」と話しかけて、表示された連絡先を押しても発信できます。
スマートフォンから temi に発信する
temi アプリの temi の一覧で発信したい temi を選び、「ミーティング」を押して「新しいミーティング」を選びます。日時を決めてリンクを共有する「ミーティングの予約」もここから作れます。
temi で着信を受ける
ゲストからの着信は、temi 側で緑のボタンを押して応答します。アドミンやメンバーからの着信は、自動でつながります(ホップイン)。
ゲストから着信したときの temi の画面。緑のボタンで応答します。出典:temi V3 ユーザーマニュアル(V138) メンバーは、承認なしで temi につながりますメンバーには、日常的に temi を操作する人だけを登録することをおすすめします。
スマートフォンの通話画面で temi を操作する
通話画面は3つの表示を切り替えて使います。画面右下のマークで切り替えます。
コール・コントロール・ビュー。画面の見たい位置を押すと temi が向きを変えます。 登録地点・コントロール・ビュー。登録地点のボタンで temi を移動させます。 temi・コントロール・ビュー。temi のマイク、カメラ、音量などを操作します。出典:temi V3 ユーザーマニュアル(V138) - 1回タップ
- 見たい位置に temi を向けます。
- 2回タップ
- ズームします。
- 長押し
- 白い波が表示されるまで押すと、その位置まで temi が移動します。
- 左右にスワイプ
- その方向へ90度回転します。
- ジョイスティック
- temi を前後左右に動かします。
- そのほかのボタン
- 音量、追従モード、temi 側の画面を明るくする、ポジショニングの開始、登録地点の編集。
通話を終了する
通話終了のボタンを押します。temi 側から切る場合、終了まで数秒かかります。終了後は temi をホームベースに戻してください。
完了の確認
スマートフォンに temi のカメラ映像が映り、通話中に登録地点のボタンで temi が移動すれば完了です。
複数人でのミーティングや、ミーティングの予約の詳しい手順は、temi センターの使い方 ガイド8を参照してください。通話中にマップの警告が表示された場合は、登録地点へ移動できません(マップの警告)。
画面・音量・電源の設定
音量と画面の明るさ、電源ボタンのメニュー、スタンバイまでの時間、ホーム画面、自動復帰、ソフトウェア更新の設定方法です。設置場所に合わせて、運用を始める前に設定してください。
音量と画面の明るさを調整する
頭部の+/−ボタンで音量を1〜10の範囲で変えます。ボタンを押すと、画面下部に明るさの調整バーも表示されます。「ヘイ、temi、ボリュームを7にして」と声でも変えられます。
電源ボタンのメニューを確認する
電源ボタンを短く押して離すと、3つのメニューが表示されます。
電源ボタンのメニュー。出典:temi V3 ユーザーマニュアル(V138) - スタンバイモード
- 画面と LED を暗くします。
- プライバシーモード・オン
- マイクとカメラをオフにし、着信に応答しません。
- シャットダウン
- 電源を切ります。
スタンバイまでの時間を設定する
- 設定
- 一般設定
- スタンバイ
使用していない状態が続いたときに、スタンバイモードにするまでの時間を、1秒・5秒・10秒・30秒・1分・2分・3分・5分・10分から選びます。スタンバイ中も音声の指示は受け付け、画面を押すと解除されます。
ホーム画面を選ぶ
- 設定
- ホーム画面
工場出荷時、クリアな画面、カスタム画面、アプリケーション、Web ページ(URL)から選びます。カスタム画面のボタンは temi センターで作成します。
スマートフォンの写真をホーム画面にする場合は、temi アプリの「temi」タブで temi の「カスタマイズ」を押し、写真を最大20枚選んで送信します。写真は30秒ごとに切り替わります。
temi アプリからホーム画面の写真を送る手順。出典:temi V3 ユーザーマニュアル(V138) 自動復帰を設定する(必要な場合)
- 設定
- 一般設定
- 自動復帰
オンにすると、指定した時間(1秒〜10分)誰も操作しなかったときに、temi が指定した登録地点へ自動で戻ります。「間隔」で時間を、「登録地点」で戻る場所を選びます。
ソフトウェアを更新する
- 設定
- ソフトウェアの更新
- 更新を確認
新しい更新があると、temi が自動でダウンロードとインストールを案内します。「夜間の自動更新」をオンにすると深夜に自動で更新します。更新には、temi が充電中で Wi-Fi に接続されている必要があります。
完了の確認
設置場所で音量と画面が見やすく、操作しないと設定した時間でスタンバイ(または自動復帰)になれば完了です。
モバイルアプリでの管理
スマートフォンの temi アプリで、temi の状態の確認、ニックネームの変更、メンバーの招待、連絡先の同期を行う手順です。temi を使うすべての人が、自分のスマートフォンに temi アプリをインストールしておく必要があります。
このガイドを終えると
一緒に使う人をメンバーに追加し、その人のスマートフォンから temi に接続できるようになります。
始める前に
- あなたがアドミン、管理者、またはコラボレーターであること
- 招待する人が temi アプリをインストールし、自分の電話番号でアクティブにしていること
temi の状態を確認する
アプリの「temi」タブに、すべての temi と、その状態・バッテリー残量が表示されます。ここからメンバーの一覧を開いたり、temi を追加したりできます。
ニックネームを変える
- temi タブ
- temi を選ぶ
- カスタマイズ
- temi ニックネーム
名前(最大35文字)を入力し、「保存」または「完了」を押します。変更は temi 本体と temi センターにも反映されます。複数台ある場合は、設置場所がわかる名前(例:1F受付)にすると区別しやすくなります。
メンバーを招待する
- 「連絡」タブで、招待したい人が連絡先に表示されることを確認します。
- 「temi」タブで、あなたが管理している temi を選びます。
- 画面下の「+メンバー」を押し、招待する人を選んで「次に ✔」を押します。
- 権限を選びます:ホップインビデオ(temi に発信できる)、コントロール(temi を操作できる)、マップの編集、設定の編集。
メンバー招待の画面の流れ(1〜6)。出典:temi V3 ユーザーマニュアル(V138) 一度に複数の人を招待できます。メンバーは、アプリの連絡先リストの「temi から退出」で、自分からいつでも抜けられます。
連絡先が表示されるか確認する
連絡先は自動で追加・同期され、追加用のボタンはありません。表示されるのは、次の条件を満たす人です。
- その人が最新の temi アプリをインストールし、アクティブにしている
- あなたのスマートフォンの連絡先に、国番号付きの電話番号(日本は +81)で登録されている
- temi アプリを有効にした電話番号と、連絡先に登録した電話番号が同じ
temi 本体に表示される連絡先は、アドミンの temi アプリに表示される連絡先です。
完了の確認
招待した人の temi アプリの「temi」タブに、その temi が表示されれば完了です。
アプリのそのほかの機能アクティビティ、通話履歴、temi センターへのログイン
- アクティビティ
- 通知、更新情報、temi で撮った写真・動画が表示されます。写真と動画はアドミンが削除できます。
- 通話履歴
- 「コール」タブで確認できます。連絡先の表示色は、緑が使用可能、黄色が通話中、グレーが使用不可です。
- temi センターログイン
- アプリの「設定」>「temi センターログイン」で、パソコンに表示された QR コードを読み取ってログインします(temi センターの使い方 ガイド1)。
- アドミンの削除
- アドミンは、工場出荷時設定へのリセットでのみ外せます。保存したデータとすべてのメンバーが削除されます。
ツアーとアプリの追加
temi センターで作成したツアーを temi 本体で開始する方法と、temi ストアからアプリを追加する方法です。
このガイドを終えると
temi の画面からツアーを始め、必要なアプリを temi に追加できます。
始める前に
- ツアーを使う場合:temi センターでツアーを作成済みであること(temi センターの使い方 ガイド7)
- アプリを追加する場合:パソコンと、アドミンのスマートフォン
ツアーアプリを開く
画面右上のホーム/スキルスクリーンのボタンを押し、「ツアー」を押します。「ツアー」が見当たらない場合は、画面を左右にスワイプして表示します。
ツアーを開始する
表示されたツアーの一覧から、開始するツアーを押します。そのツアーで移動できる場所の一覧が表示されるので、行きたい場所を押すと temi が案内を始めます。
- 「ショー・ツアー」で、ツアーのホーム画面に戻ります。
- 画面下部の場所を押すと、ツアーの別の場所へ移動します。
- 「ツアー終了」を押してチェックマークを押すと、ツアーを終了します。操作がない場合は、最長10分で自動的に終了します(この時間は temi センターで変更できます)。
temi ストアにログインする
パソコンのブラウザで market.robotemi.com を開き、「Sign In」を押します。アドミンのスマートフォンで temi アプリを開いた状態で、電話番号(最初の0を除く)を入力して「Next」を押し、temi アプリに届いた認証コードを入力します。
temi ストアのログイン。電話番号を入力し、temi アプリに届いた認証コードを入力します。出典:temi V3 ユーザーマニュアル(V138) アプリを選んで有効にする
追加したいアプリを選んで「有効」にすると、数分以内に temi にダウンロードされます。temi の「設定」>「アプリ」>「temi ストアアプリ」で、ダウンロードされたことを確認します。
temi ストアの画面。出典:temi V3 ユーザーマニュアル(V138) アプリによっては別途機材が必要ですアプリ自体が無料でも、使用する機材の購入が必要な場合があります。アプリの説明を確認してください。
アプリに許可を与える
- 設定
- アプリ
- 許可
顔認識、地図、設定、シーケンス、ミーティングへのアクセスを求めているアプリが表示されます。必要なものだけ許可します。
完了の確認
temi の画面からツアーが始まり、追加したアプリが temi のアプリ一覧に表示されれば完了です。
公式ユーザーマニュアル(V138)では、ツアー中の Q&A は「現在使用できない」と記載されています。
各部の名称
ボタン、センサー、カメラの位置です。画像を押すと拡大できます。
- トレイ
- 3kg まで載せられます。バレルジャック(DC12V/1.2A)が付いています。温かい飲み物、ふたのない容器、燃えやすい物、壊れやすい物は載せないでください。
- SIM カードスロット
- 頭部の後ろにあります(5G モジュール搭載モデル)。
- ホームベース
- 上面にコンタクトプレート、背面に電源ジャックがあります。
安全に使うための注意
公式ユーザーマニュアルの「安全上のご注意」から、運用時に確認したい項目をまとめました。警告に従わない使い方は、限定保証の対象外になります。全文は公式ユーザーマニュアルを確認してください。
使う場所
- 室内の乾いた床の上だけで使います。屋外では使わないでください。
- 使える温度は0〜40℃です。
- 可燃性・有毒性のガスや煙がある場所、真っ暗な場所では使わないでください。
- 椅子やテーブルなどの上に置かず、床の上で、常にまっすぐ立てた状態で使います。
- 電線、敷居、毛足の長いラグの上を走らせるときは注意してください。
使い方
- 動作中は、人や動物が temi から60cm以上離れていることを確認します。
- 階段、段差、スロープに近づけないでください。
- 13歳未満の子どもは、大人の監督なしで temi を使わないでください。子どもやペットをトレイやベースに乗せないでください。
- 自律移動中(追従、登録地点への移動、パトロール、通話中の遠隔操作)は、手で temi を動かさないでください。
- センサーに直射光やレーザーを当てないでください。temi に布やテープを巻いたり、塗装したりしないでください。
- 高さ2cm 未満の障害物や真っ黒な物は、検知できない場合があります。
お手入れと電源
- お手入れの前に temi をホームベースから外し、ホームベースの電源コードを抜きます。糸くずの出ない布で拭き、液体はかけないでください。
- temi やホームベースを分解しないでください。部品の欠落・破損・落下に気づいたら使用を止め、サポートに連絡してください。
- バッテリーの交換は、正規のカスタマーサポートだけが行います。
画面の表示とアイコン
トップバー
- ウエイクアップ
- 押すと「ヘイ、temi」と呼びかけたのと同じになります。
- バッテリー
- バッテリー残量と充電状態。
- Wi-Fi
- 電波の強さと接続状態。
- システム状態(注意マーク)
- 表示されたときに押すと、今使えない機能が表示されます。
- ミーティング
- 新しいミーティングを開始し、ミーティングリンクを共有します。
- 登録地
- 登録地点の一覧を表示します。
- ホーム/スキル
- ホームスクリーンとスキルスクリーンを切り替えます。
- ビデオコール
- ビデオ通話を開始します。
- 警告
- 新しいアップデートとバッテリー残量の低下を知らせます。
通話中・遠隔操作中の表示
- 障害物(オレンジ色)
- 障害物を避ける経路の計算が終わる前に、遠隔のユーザーが操作しようとしたときに表示されます。
- リモートアイコン
- 遠隔のユーザーが temi を操作している間、画面上部に表示されます。
- カメラオフ
- 相手がカメラをオフにしたときに表示されます。
- 再接続中
- 途切れたネットワークに再接続しようとしているときに表示されます。
- 追従モード
- 遠隔のユーザーが追従モードにしたときに、トップバーに表示されます。
- サーチ中
- 追従モードで、前にいる人を見つけられないときに表示されます。
マップの警告
temi が自分のマップ上の位置を失うと「登録地が利用不可能」と表示し、ホームベースに戻すよう求めます。ホームベースに戻すと、次の確認が表示されます。
- ホームベースを動かしていない
- 「いいえ」を選びます。マップと保存した登録地点が元に戻ります。
- ホームベースを動かした
- 「はい」を選びます。マップがリセットされ、保存したすべての登録地点が消去されます。マップを作り直してください(マッピング詳細)。
ミーティング中にマップの警告が表示された場合、temi は登録地点へ移動できません。ミーティングを終了してから、temi をホームベースに戻してください。
本体の設定項目
temi 本体の「設定」にある主な項目です。項目名を押すと内容が開きます。temi センターから変更できる項目は、temi センターの設定項目の一覧も参照してください。
ナビゲーション変更前に注意事項を確認してください
変更後は、必ず現地で動作を確認してください。
- ポジショニング
- temi の位置がマップと合っていないときに、その場で回転して位置を合わせ直します。
- 仮想ウォールで追従モードを停止
- オンにすると、追従中に仮想ウォールに達したら停止します。
- ホームベースの位置確認
- 手でホームベースに戻したとき、位置が変わったか確認するメッセージを表示します。
- 高性能ナビゲーション
- 移動に処理能力を集中させます。オンを推奨。オンの間、移動中は呼びかけに反応しない場合があります。
- センサーの設定
- 地面の段差検出(オン/オフ)、地上と頭部の障害物検知(低く/高く)、前方用・後方用 TOF(オン/オフ)、障害物からの最小安全距離(0〜100cm)。
- 進路確保のための発話
- 障害物を避けられないときに、temi センターで設定した言葉を話します。
- 障害物をバイパス
- オンで障害物を迂回し、オフで最適経路から外れません。
- Go-to の速度
- 超高速/高/中/低/超低速。
- 追従時の速度
- 高/中/低。
- 正確な位置への到着
- オンで ±5cm、オフで ±10cm を目標に到着します。
- 移動中止時のシーケンス
- 移動を中止したときに再生するシーケンスを設定します。
- オートマチック・リブート
- ナビゲーションが失敗・無応答のとき、1・5・10・30分後に自動で再起動します。
音声と操作
- 音声(設定)
- 性別(女性/男性)、話す速度 0.5〜2.0(初期値 1.0)、ピッチ −10〜10(初期値 0)。
- 声の方向を向く
- オンにすると、呼びかけた人の方を temi が向きます。
- 音声対話の言語
- 基本の言語に加えて最大2言語を追加できます。増やすと聞き取り精度が下がる場合があります。
- ウエイクアップ/ウエイクアップ応答
- 呼びかけで反応する機能と、呼ばれたときの返事のオン・オフ。
- 低音
- オフにすると、通話中の声が聞き取りやすくなります。
- 物理ボタン
- 電源ボタンと音量ボタンの無効化。
- インタラクションボタン
- 有効(追従の開始・終了とナビゲーションの停止)/無効(機能しない)/追従が無効(追従の操作だけ無効で、ナビゲーションの停止は可能)。
- インタラクションアニメーション
- 画面に表示する表情を選びます。
表示・一般
- 通知
- 全画面のナビゲーション通知、ナビゲーションステータスラベル、ナビゲーションエラー通知の表示。
- 日付と時刻
- 24時間表示のオン・オフ。
- ユーザー感知
- オンにすると、前にいる人を認識してメッセージを表示し、声をかけます。
- ダイナミックモード/プライバシー
- 「設定」>「モード」で切り替えます。ダイナミックモードの詳細設定は temi センターで行います。
- スケジューラー
- temi センターで作成したスケジュールが表示されます。
Wi-Fi とネットワーク接続テスト
- Wi-Fi
- 接続先の変更、パスワード・プロキシ・IP(DHCP/静的 IP)の設定、非表示ネットワークの追加。電波の強さは −50dBm より強く、速度は 40Mbps より速いことを推奨。
- ネットワーク接続テスト
- 「実行」で、インターネット全般、temi のサーバー、ビデオ通話のサーバーなどへの接続を確認します。推奨値は、ping 1秒以内、ファイルのダウンロード20秒以内、ダウンロード速度 150kbps 以上です。
- Bluetooth
- スレーブ(ほかの機器からの接続を待つ)とマスター(ほかの機器を検索して接続する)を切り替えます。
情報と開発者ツール
- 情報
- ニックネーム、所属組織、Wi-Fi MAC アドレス、ランチャー OS・Robox OS・ファームウェアのバージョン、シリアルナンバー、選択中のウエイクワードと言語。
- temi 開発者ツール
- temi の IP アドレス、ADB ポートの開放、ローカル NLP の設定。アプリ開発用の SDK は GitHub で公開されています。
トラブルと対処方法
- temi が止まらない
- インタラクションボタンを押すか「ヘイ、temi、ストップ」と話しかけます。止まらない場合は、シャットダウンするまで電源ボタンを押し続けます。
- Wi-Fi につながらない
- 電波の強さ(−50dBm より強い)と速度(40Mbps より速い)を確認します。つながらない場合は、スマートフォンのテザリングに接続します。
- 呼びかけに反応しない
- ウエイクアップがオンか、音声対話の言語を増やしすぎていないか確認します(ガイド4)。
- 追従しない(サーチ中のまま)
- temi の正面に立ち直します。ホームベースから動き出す場合は、LiDAR が回り始めるまで3〜4秒待ちます。
- 「登録地が利用不可能」と表示される
- temi をホームベースに戻し、表示される確認に答えます(マップの警告)。
- 位置がマップとずれている
- 「設定」>「ナビゲーション」>「ポジショニング」をオンにします。
- 連絡先が表示されない
- 相手が temi アプリをアクティブにしているか、国番号付きの電話番号で登録しているか確認します(ガイド8の手順4)。
- 部品の破損・落下に気づいた
- すぐに使用を止め、temi を購入した販売店に連絡してください。