temi 使いこなしガイドby iPresence

temi V3 の仕様

temi V3 のハードウェア仕様と、設置・運用するときの条件をまとめたページです。導入前の確認や、設置場所の検討に使ってください。

ハードウェアの仕様は、メーカーの公式サイト(robotemi.jp)の記載に基づいています。「iPresence 推奨」と表示している値は、iPresence が現場での検証をもとに定めた運用の目安です。

100cm高さ(幅35 × 奥行45cm)
12kg重量
13.3インチタッチディスプレイ
1m/秒最大移動速度(5段階で設定)
4〜8時間1回の充電での稼働の目安
3kgトレイの耐荷重

寸法と各部

ボタン、センサー、カメラの位置です。画像を押すと拡大できます。各部の使い方は本体の使い方を参照してください。

前面。出典:temi V3 ユーザーマニュアル(V138)
背面。出典:temi V3 ユーザーマニュアル(V138)
外形寸法幅 35cm × 奥行 45cm × 高さ 100cm
重量12kg
カラーホワイト、ブラック
トレイ30cm × 25cm、耐荷重 3kg(載せ方によって異なります)、12V DC 電源ジャック(12V/1.2A)、アタッチメント用のネジ穴4か所

本体仕様

ディスプレイ13.3インチ IPS 液晶、静電容量式マルチタッチ、1920 × 1080、224ppi、最大輝度 340cd/㎡、指紋防止コーティング
画面の角度顔を追跡して自動で傾く(−15°〜+55°)
CPU2系統(各 デュアルコア Cortex-A72 1.8GHz + クアッドコア Cortex-A53 1.4GHz)。1つは対話用(Android 11)、もう1つはナビゲーション用(Linux)
メモリ/ストレージ4GB / 64GB
OSAndroid 11 ベースの temi OS
カメラ13MP 高解像度カメラ(オートフォーカス、1080p/30fps、視野角120°、デジタルズーム)
マイク全方位デジタルマイク4基のマイクロフォンアレイ(ビームフォーミング、エコーキャンセレーション、環境ノイズの低減)
スピーカー20W、サブウーファー1、ミッドレンジ2、ツイーター2、パッシブラジエーター
Wi-FiWi-Fi 5(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac、2.4GHz/5GHz)
BluetoothV5.1(BLE 互換、マスター/スレーブ)
USBUSB 3.0 Type-C × 1、USB 2.0 Type-A × 1(4G USB ドングル、外付け USB カメラに対応)
モバイル通信(V3C)4G/5G 対応の SIM スロット。NTT ドコモの SIM のみ動作を保証
移動最大 1m/秒(速度は超高速・高・中・低・超低速の5段階で設定)、50W ダイレクトドライブモーター × 2、その場での旋回が可能
バッテリーリチウムイオン電池。稼働時間は使い方により4〜8時間が目安。充電は残量0から約4時間
充電ホームベース(ドッキングステーション)に戻って自動で充電。通常の AC100V コンセントで使用できます
稼働時間の目安使い方による違い
自動走行の繰り返し
動画の再生や簡単な発話を含む自動走行を休みなく繰り返した場合、約5〜6時間。
遠隔通話・遠隔操作
バッテリーの消耗が早く、約3〜4時間で充電が必要です。
バッテリーの入れ替え
予備のバッテリーと入れ替えて使うことはできません。交換は正規のサポートで行います。

センサーとナビゲーション

センサー360° LiDAR、デプスカメラ2基、RGB カメラ、IMU センサー、ToF リニアセンサー6基
LiDAR検出範囲 40m
グランドデプスカメラ検出範囲 約1.2m。高さ2cm 以上の障害物を検知
ToF デプスカメラ30fps、最大5m、視野角90°
ナビゲーションの機能2D マッピング、3D ローカライゼーション(自己位置の推定)、ユーザーの検知と追跡、障害物回避、経路計画
ナビゲーションの精度5cm(外部装置なしで、ナビゲーションと人の追従を行う精度)
センサーが認識しにくい物があります

真っ黒な物、鏡やガラスのように光を反射する物、極端に細い脚の机や椅子は、障害物として認識できない場合があります。対策はマッピング詳細を参照してください。

使える環境の条件

設置する場所が条件を満たしているか確認してください。

項目条件区分
場所屋内の乾いた床。水滴やほこりがない場所メーカー
温度0〜40℃メーカー
段差0.5cm 程度までiPresence 推奨
傾斜3°未満iPresence 推奨
通路の幅障害物と障害物の間を80cm以上iPresence 推奨
明るさ真っ暗な場所では使わない。強い直射日光は避けるメーカー
ホームベースの周り左右50cm以上、前面120cm以上の空き。階段・急な傾斜・棚・斜面から180cm以上メーカー
ホームベースの電源通常の AC100V コンセントメーカー

段差を越える必要がある場所は、走行ルートから外すか、スロープ状のマットを敷いてなだらかにしてください。

マップの上限

走行範囲ホームベースを中心に半径50m 以内を推奨。それより広くても登録はできますが、走行を始めるときにエラーになる場合があります
面積処理できる範囲は約10,000㎡。できるだけ小さくまとめたマップを推奨
登録地点の数200地点程度を推奨
本体に保存できるマップ1つ。ほかのマップは temi センターにバックアップして入れ替えます

マップの作り方と運用のポイントはマッピング詳細を参照してください。

通信の条件

インターネット接続必要です。Wi-Fi に接続するか、V3C ではドコモの SIM でモバイル通信を使います
Wi-Fi の推奨値電波の強さ −50dBm より強い、通信速度 40Mbps より速い
ビデオ通話の推奨値上り・下りともに 20〜40Mbps 以上。映像を送るため、上りの速度も必要です
ファイアウォール施設の Wi-Fi にファイアウォールの設定がある場合、一部の機能が使えないことがあります。必要なポートの情報は iPresence から提供できます

同梱物とソフトウェア

同梱物
temi 本体、ホームベース(ドッキングステーション)と充電ケーブル、クイックスタートガイド
ソフトウェア
V129 以降。このサイトのマニュアルは V138 に基づいています。更新の方法は本体の使い方 ガイド7を参照してください。
アプリの開発
Android アプリから temi を制御する SDK が公開されています(開発者向け:temi SDK)。